どうも鉄太郎です。
本日もブログにお越し頂きありがとうございます。
さて、本日は成約率を高めるためのコピーの書き方
ということで、前回の続きを解説したいと思います。
前回の記事をまだ読んでいないという方は
コチラを先にご覧ください。
それでは前回の復習ですが、
成約の取れるコピーの原則は・・・・
●解り易い
●主張、メッセージに一貫性がある
●書いてあることがイメージしやすい
●読んでみようという興味・関心が湧く
●信用や共感を得られる
●今、行動を起こす理由が明確になっている
でしたね。
それでは本日はこれらについて一つずつ
解説していきたいと思います。
まずは「解り易い」ということについて解説していきます。
ブログやメルマガ、その他、セールスレターなんかを書いて行く時、
ついつい文章が長くなってしまうことがありますよね。
また、私も仕事がら、学会発表のプレゼン資料や論文作成をすることがあるのですが、
自分で書いていて、読み返しても
「ありゃ? なんじゃこりゃ?」という文章になってしまうことがよくあります。
なので文章を何度も何度も読み返すのですが、もし、文章を書くことに慣れていない人が
長い文章を書くとやはり「文法が崩れてしまう」ということが起きてしまうことがあります。
文法が少しおかしいくらいならまだいいのですが、
書いていることが解りにくかったり、意味不明ではせっかくのブログやメルマガ、
その他、セールスレターが台無しになってしまいますよね。
そうすると本当に伝えたいことが伝わらない。
ということが起きてしまい、それこそ成約どころではなくなってしまうことになりかねません。
なので、成約率を高めるためにもまず、
「小学生レベルでも解るくらいに容易な文章を心がけることが大前提」となってきます。
つまり、小学生、中学生以上の知識や学力が無ければ解りにくい文章という時点で、
その文章は既に解り易い文章とは言えないということになります。
今更ながら、「小学生レベルの文法」をここではあえて言いませんが、
それでもこれだけは押さえておきたいポイントがあります。
それはこの3つです。
それぞれ以下に解説したいと思います。
1.文法そのものが根本的に崩れていない
2.使われている言葉そのものが難しい
3.内容が回りくどい
1.文法そのものを崩さないために文章内の主語を意識する
まずはこちらの文章を読んでみて下さい。
私は友人2人と共に、居酒屋に飲みにいった。
会計は3人で出し合って、店を出て、2件目のお店に向かった。
その店に行く途中でこう言った。
「さっきの店、美味しかったな~」
2人は大きく頷いた。
一見、シンプルな文書かと思いますが、少し不親切なのが
解りますか?
ポイントはコチラ
その店に行く途中でこう言った。
「さっきの店、美味しかったな~」
2人は大きく頷いた。←この段階でそのセリフを言ったのが「私」だとわかる
この例文は読み手の立場を考えると
このようにしたらより親切ではないでしょうか?
その店に行く途中で 私 はこう言った。
「さっきの店、美味しかったな~」
2人は大きく頷いた。
一番最初の例文は主語がなく、
「その店に行く途中でこう言った」の段階で、
友人の一人がそのセリフを言った場面を
イメージしてしまう可能性があります。
マンガのように吹き出しがあれば問題ないのですが、
文章だけだとそうはいきません。
今回の例文では文章を読み進めて行く中で、
セリフの主語が分かりましたが、もし、このまま
誰か分からないままに文章が続くとどうなったでしょうか?
そすると読み手は最初、
「さっきの店、美味しかったな~」と言ったのが
友人と思っていたのに、
”2人は大きく頷いた”の部分で、実はこのセリフは
”私”が言ったことだったのかということで、
イメージを切り替える場合があるわけです。
つまり読み手にたいして
「ストレス」になってしまうわけです。
このようなことが、文章の中で度々起こると、
読み手の集中力は少なからず文章の内容から
離れていってしまうということになります。
そして、読み手の集中力が途切れてしまう事が、
その文章の反応を下げてしまうことに
直結するということになります。
今回は短い文章でしたが、これが長い、ブログやメルマガの記事だと
ゾッとしますよね。
というより、「ん~、なんだか、良く分からない」
「この人、あまり書くのに慣れていないな」ということで、
もう2度と読んでくれなくなる可能性もあります。
だからこそ書き手は常に読み手の立場に立ち、
ストレスを与えない平易な文章を心がける必要があります。
ということで、まとめですが
読み手が常に書いてある内容を正しく理解できるように、
文章はできる限り【主語】を意識して書いていくことが
解り易い文章を書いていくポイントになります。
それでは本日は以上です。
長くなりましたが最後まで読んで頂いた方は
ありがとうございました。
感謝してます。