どうも鉄太郎です。
本日も、私が日頃からその重要性について説明している
コピーライティングについて少し詳しく解説したいと思います。
本日の内容は久しぶりの「成約の取れるコピー」シリーズです。
題して、
「成約の取れるコピーに必要な2つの要素」です。
これについて解説してみたいと思います。
それでは参りましょう!!
「成約の取れるコピーに必要な2つの要素」
まず、結論から言いますと、
成約の取れるコピーは常に
「飽きさせない事」と「退屈させない事」、
この2つの要素を前提に書いていく必要があります。
では、何故、この2つの要素が大切なのか?
それを今から解説したいと思います。
その前に成約の取れるコピーについてまず簡単に復習したいと思います。
詳しくはコチラの記事に書いていますのでまだ読んでいない方は参考にしてみて下さい。
ここでPart.1の記事にも書いてあるのですが、
成約のとれるコピーの原則として以下の要素がまず大切になります。
●解り易い
●主張、メッセージに一貫性がある
●書いてあることがイメージしやすい
●読んでみようという興味・関心が湧く
●信用や共感を得られる
●今、行動を起こす理由が明確になっている
そしてこの「解り易い」文章における構成について、
押さえておいて頂きたいことがあります。
この「解り易い」文章について少し紐をといてみると、
「読み手にストレスを与えない」ということが前提になります。
自分が伝えたいことを熱く語っていくことは大切ですが、
時にその話の結論がなかなか見えず、文章自体が長くなり、
回りくどくなることがありみますが、やはりそれは読み手にストレスを与えてしまいます。
結果として、伝えたいことが読み手に伝わらなくなってしまうことが起こってしまい、
成約どころではなくなります。
【どうすれば読み手にストレスを与えずにできるか?】
それでは、どうすれば読み手にストレスを与えず、
あなたの伝えたいことを文章で伝えられるのでしょうか?
それには鉄則があります。
そう、それは・・・
「最初に結論を出してしまう」
ということです。
「説明していく物事の補足が長くなりそうなものほど、文章の冒頭にその結論を持って行く事が、
ライティング初心者にとっては無難であるからです。」
そしてこの冒頭に結論を出してしまうという方法が、
「読み手を退屈させない」最も簡単なテクニックの1つと言えます。
読み手が、飽きず、退屈しないで文章をグイグイと読み進めていくためには、
読み手の心理、「何故(why)」を彷彿させる興味・関心を常に与えていく必要があります。
そして実はこの「何故(why)」にはある2つの「興味・関心を創り出す構成要素」があるのです。
1.「結論を知りたい」事への興味・関心
2.「何故その結論に至ったのか」の興味・関心
成約を取れるコピーを書く前提として、
まず文章を読んでもらう必要があります。
ここで、読み手があなたの文章を読んでくれる理由はたった1つです。
それが、「興味・関心」を抱かせるということです。
だからこそ、、その興味や関心を読み手に与え続ける工夫が必要であり、
成約の取れるコピーには大切な要素となるわけです。
【読みてに興味・関心を植え付ける方法】
ではどうして、読み手に興味・関心を与え続けることができるのでしょうか?
それは、最初の方にもお伝えした通り、
「最初に結論を出してしまう」
ということです。
きっと、ここまで読んで頂いた方は、
「何故? 最初に結論をだした方がいいのか?」ということが知りたくて、
ここまで私の文章を読んでいるはずです。
「過程を聞かされた上での結果」と、
「結果を聞いた上での過程」では、
人間心理の原則でいえば、確実に後者の「結果を聞いた上での過程」の方が、
読み手に強い興味を抱かせることができます。
では、以下に例文を示してみましょう。
(例文1)
私は、1ヵ月間に自分の体重-10kgを目標として、
食事制限と運動をする上で「ある事」を徹底しました。
そして1ヵ月後、私の体重は・・・・・
(例文2)
私は、1ヵ月間に自分の体重-10kgを目標として、
食事制限と運動をする上で「ある事」を徹底しました。
そして1ヵ月後、私は見事に目標の-10kgを達成したのです。
さて、その食事制限と運動をする上で私が徹底した「ある事」とは・・・・
例文1は「体重-10kgを達成した」という「結果」を伏せた文章。
例文2はその結果を開示した上で、次の興味・関心を引いている文章です。
読み比べることによって、例文2では「結論からその過程に関心を引く文章」になっているのが、
理解できるかと思います。
それではここで読み手の心理について解説していきます。
例文1はあくまでも「私がどうなったかとうい事に興味を集めようとしている文章」
一方、例文2は「私が行ってきた事に対して興味を集めようとしている文章」
この2つの文章の大きな違いは「読み手に関係する事柄が異なる」とう点です。
ではどちらがより、「読み手に興味・関心を抱かせる」でしょうか?
ここまでお読み頂いたあなたならもうお分かりですね。
例文1の、「私が-10kgを達成した」というのは所詮他人事なので、
読み手は「あ~、良かったね」で終わりです。
ツイッターや、facebookでいえば「いいね」してそれで終わりです。
一方例文2はどうでしょうか?
「どうやって体重を1ヵ月で-10kgもできたのか?」これを知ることは、
読み手のメリットに直結する可能性があり、その方法を知れば、
読み手の人も自分の体重も落とせる可能性を抱かせることができます。
つまり、例文2は
「何故、その結論に至ったのか、興味・関心を刺激していく文章である」
ということになります。
ということで、2つの例文を見ながら、読み手の心理について解説してきました。
読み手に対して強い興味・関心を植え付けることができるのは、
結果や結論を棚上げするような「どうなったか」という文章ではなく、
その結果や結論に至った理由、つまり「そうなったのは何故か?」ということを
文章にしていくとより、読み手はどんどんあなたの文章を読んでくれるようにります。
そして今回説明してきたように、読み手の興味・関心を植え付けるような文章を書いていくことこそが、
成約の取れるコピーには必要不可欠な要素である訳です。
ということで本日のまとめです。
成約の取れるコピーを書くための原則として、
「解り易い」文章を書く必要がありました。
そしてその「解り易い」文章を書くには
「読み手にストレスを与えない」ことが前提となります。
さらに、読み手にストレスを与えず文章を読み進めてもらうには、
最初に結論を述べて、常に読み手の興味・関心を抱かせるような
文章を書いていく必要があります。
その時のポイントが
「結論を知りたい」事への興味・関心
「何故その結論に至ったのか」の興味・関心
この2つでした。
つまり「結果・結論を聞いた上での過程」を説明していくことで
「何故、その結論に至ったのか?」
と読み手の興味・関心を刺激していくことが可能となるのでした。
とういことで、少し長くなりましたが、
最後まで文章を読んで頂きありがとうございました。