鉄太郎

成約率を高めるためのコピーの原則 Part.2

どうも鉄太郎です。

本日もブログにお越し頂きありがとうございます。

 

さて、本日は成約率を高めるためのコピーの書き方

Part.2ということで、前回の続きを解説したいと思います。

 

 

前回の記事をまだ読んでいないという方は

コチラを先にご覧ください。

成約の取れないコピーって?

成約率を高めるためのコピーの原則  Part.1

 

 

 

それでは前回の復習ですが、

成約の取れるコピーの原則は・・・・

●解り易い

●主張、メッセージに一貫性がある

●書いてあることがイメージしやすい

●読んでみようという興味・関心が湧く

●信用や共感を得られる

●今、行動を起こす理由が明確になっている

でした。

 

 

そして「解り易い」文章のポイントは

 

●小学生レベルでも解るくらいに容易な文章を心がけることが大前提

 

そしてそのために押さえておきたい3つのポイントは

1.文法そのものが根本的に崩れていない

2.使われている言葉そのものが難しい

3.内容が回りくどい

でしたね。

 

書き手は常に読み手の立場に立ち、

ストレスを与えない平易な文章を心がける必要があり、

読み手が常に書いてある内容を正しく理解できるように、

文章はできる限主語を意識して書いていくことが

解り易い文章を書いていくポイントであることを解説しました。

 

 

 

さて、それでは本日はさらに「解り易い」文章を書くための

ポイントを引き続き解説したいと思います。

 

 

★「話し言葉」で文章を構成する。

 

では何故こうする方がよいのかまずメリットをお伝えしましょう。

 

 

「書き出していく文章をそのまま話し言葉にしてしまう方法」のメリット 

 

●「文章にする事が苦手な人でも自然な文章を書く事ができる」

●「堅苦しくなりがちな文章をやわらかく出来る」という点です。

 

普段文章を書きなれていない人が、意識的に文章を並べると文法が

おかしくなってしまうことがよくありますが、日常会話で大きく文法が違うということは、

日本で育ち、普通に義務教育をうけてきたような方であればまず問題はないということです。

 

なので、意識的に文章を書くとどうしても不自然になってしまうという方は、

ひとまず話し言葉でその内容を書き出すことをおすすめします。

 

それでも、文章を書くのが難しいという場合は、自身の言葉をそのまま録音し、

それを書き出すと良いでしょう。

その後、Part.1で解説したように「主語」のポイントがおかしくないか

チェックすると良いと思います。

 

この方法により、文章を書くことにあまり慣れていない方にも、

「やわらかい表現」ができるというメリットがあり、とても有効な手段となります。

 

 

さて、それではもう一つ「解り易い」文章を書くための

言葉の法則を解説しておきたいと思います。そのポイントは・・・・

 

 

★難しい言葉を使わなければいい

 

これは、解りにくい文章の構成要素として

「使われている言葉そのものが難しい」というものがありましたが、

ようはその解決策というわけなんですが至ってシンプルですね。

 

とにかく難しい言葉を使わないということが大切になります。

 

これはコピーを作ろうとしている商品やターゲットが、

よほど専門的な方を対象としていない限りは、ある種1つの鉄則といってもいいでしょう。

 

 逆に、専門的な人達のみをターゲットにするのであれば有効な場合もありますが、

集客層があまり限定されていない場合は、誰もが理解できる言葉で、

物事を説明していく文章が最も適切であることは間違いありません。

 

よく考えれば、本当にシンプルな言葉なんですが、

実際はこの「難しい言葉」やいわゆる「業界用語」的な言葉が

多用されているコピーというのはよく目にします。

 

そんな場合、多くは書き手にはこのような心理があるかもしれません。

 

「その言葉以外に適切な言葉がなかった」

「コピーの印象をかっこよくしたかった」

「書き手の人物像を賢くみせたかった」等々・・・

 

実際、コピーを書き始めると、多くの人が必ずさしあたる局面だと思います。

でも、ここは慎重に考えて欲しいと思います。

 

 

あなたの文章を読んだ100人中100人の人が知っていると

確信をもてる言葉や文章でなければ、単純にコピーの反応を

落とすだけであるということを認識しておくべきです。

 

 

辞書や、ネットで検索しなければならない言葉が多数出てきてしまうと

それだけで読み手に「ストレス」を与えてしまい、結局は最後まで

文章を読んでくれないということにもなりかねません。

 

試しに、ある医学論文の冒頭を例文として読んでみて下さい。

 

 

(例文)

急性呼吸促拍症候群(ARDS)に対する非侵襲的換気(NIV)療法は、

現時点では有効性が確立された治療法とはいいがたい。

しかし、ARDSに対し非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)で呼吸管理を

開始して、それが継続可能であった症例では明らかに予後が良い

ことが示されている。

・・・(中略)PaO2/FiO2が200~300のmild ARDSがNPPVの良い適応

ではないかと考える。初期の重症度スコア(SAPSⅡ>34など)とNPPV

装着後の反応・・・(続く)

 

 

いかがでしょうか?もう、途中で読む気にすらなりませんよね。

特に、略語が多くでてきますし、もともと、その略語の日本語の意味さえ分からない。

 

 

極端な例ではありますが、ある程度専門的な知識がある人には有益な情報であっても、

ターゲットを特定していないのであれば、やはり難しいことばは使わないという事が、

原則というか鉄則になりますので十分に注意して欲しいと思います。

 

 

それでは本日も長くなりましたので以上にしたいと思います。

次回は「回りくどい文章」を改善していくための方法を解説したいと思います。

最後まで読んで頂いた方はありがとうございました。感謝しています。

 

 

斎藤一人さんファンのサラリーマン!!

 

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