どうも鉄太郎です。
本日も、私が日頃からその重要性について説いている
コピーライティングについて少し詳しく解説したいと思います。
え? コピーライティングって何?という方は、
こちらの記事に初心者向けの記事がありますのでご参照ください。
では、本日の本題である
日常生活で出来るコピーライティングの基礎能力向上のための3つの方法
1.日常的に触れる言葉から「反応した言葉のバイブル集」を作る
2.多種多様、様々な人と関わり、常に相手の心を意識する
3.自分の好きなものなどを可能な限りプレゼンしてみる
それではそれぞれ解説していきます。
1.日常的に触れる言葉から「反応した言葉のバイブル集」を作る
これは日常生活の中で自分が惹かれた言葉を、
とにかくひたすら書き溜めていくようにするというものです。
誰もがほぼ毎日、多くの言葉に触れ、生活をしていますが、
何気なく読んでいるネット広告や新聞、その中に入っている折り込みチラシなど、
その全てにはほぼ例外なく「言葉」が書かれていますが、これがとても良い教材となります。
もし、コピーライティング力を高めていきたいと思われているのであれば、な
これら日常で目にしているありとあらゆる広告やチラシ、そしてそこに書かれている文章について
視点を変えてみていくと、それがそのままコピーライティングの鍛錬になっていきます。
ここでのポイントは“常に自分の反応を客観的に見る視点を持つ事”という点です。
何かの広告や文章に納得させられたり、
感心したりする事があったなら、
何故その言葉に反応したのかを自分の胸に問いかけ、
常に再思考する癖をつけていくようにします。
そして手が空いた時に、実際に反応した言葉やコピーを
メモしておきます。
そして、そのメモには自分が何故その言葉に反応したのか、
その理由を添えおくようにします。
これはまさにあなた自身にとっての、
「反応の取れる言葉のバイブル」になっていきます。
そしてそういった視点を常に持っていく事が、
そのままコピーライティング力の向上にも繋がっていくことになります。
とにかく日常に触れる多くの「言葉」を常に客観的に思考し、
そして自らも多くの「言葉」を書き続ける事こそが
そのままライティング力の向上に繋がっていくことになります。
特に、本を読んでいる時間も無いという人は日常的に目にする文章を
すこしだけ視点を変えて意識的にコピーを見るようにしてみてください。
そうすることで、あなたのコピーライティングの能力は少なからず、
高まっていくはずです。
2、多種多様、様々な人と関わり、常に相手の心を意識する
コピーライティングの原則には実に多くの心理学の知識が応用されています。
とくに社会心理学や行動心理学になります。
この辺りの心理学は「人を反応させるコピー」と深く関係しています。
つまり、あなた自身がこういった心理学の勉強をしていく事は
決して無駄にはならない有効な手段の1つになり得るということを意味します。
しかし、いくら机上で本やテキストでどんなに心理学を学んでいったとしても
やはり「実践に勝るものはありません」
これは世の中の道理というか、あらゆる物事に共通していることですね。
つまり、
心理学の第一人者と言われるような学者が大金持ちとは限らず、
また経済学の権威と言われるような学者が投資で成功出来るとも限らないということです。
やはり何度も言うようにに、本当の実力とは、実践で培っていく経験に勝るものは無いという事です。
だからこそ人の心理を読み取れるようになりたければ、
とにかく多種多様、様々な人と関わりを持ち、
常に相手の心理を考える癖をつけるしかありません。
ただその際に、何となく人と会話するのではなく、
常に相手の気持ちや行動を予測してその答え探っていくことが重要になります。
中でもより身になる実践としては「恋愛」が挙げられます。
それは、恋愛こそが自然と相手の気持ちを考え、相手を説得したいと思う、
人生においては最も大きなイベントと言えるからです。
恋愛経験をビジネスにおける、ライティングスキルの向上に役立てていくというのは
少し、違和感があるかもしれません。
しかし、私がお伝えしたいのは、それくらい全ての人間関係を真剣に考慮し、
常に相手の気持ちを考えていく事が人の気持ちを理解していくという能力の向上に
繋っていくという事です。
とにかく人の気持ちを考えて生活していくというのは
人としても大切な事だと思います。
それがライティング力の向上にも繋がるのですから、
まさしく「百利あって一害無し」というつもりで、会話一つにしても
大切にして欲しいと思います。
3、自分の好きなものなどを可能な限りプレゼンしてみる
今まで紹介した2つの方法が「読み書き」における「読み」。
いわゆる「インプット」の部分だとするなら、
これから説明する方法が、唯一日常生活で行えるアウトプットの部分になります。
読み書きで言えば「書く」という部分に当たりますね。
なのでコピーライティング力の向上という観点でも、
この3つの目の方法が最も効果的と言えるかもしれません。
でも、やるべき事はいたってシンプルです。
“自分の好きなものなどを可能な限りプレゼンしてみる”というものです。
勿論これは「口頭」で構いません。
プレゼンするものは映画、漫画、趣味、音楽や本、食べ物でも何でもいいです。
或は物ではなく、「今日あった出来事」だっていいのです。
また、プレゼンする相手もとくに指定はなく、誰でもいいです。
家族、恋人、友人などなど、本当に身近な人です。
そういう人に自分の好きなものをプレゼンしていくわけです。
当然これはただプレゼンすればいいというわけではありません。
できれば、
“その自分な好きなものに興味を持たせて聞き手に行動させる事”
を意識してプレゼンをするということに挑戦して欲しいと思います。
本質的な目的が「コピーライティング力の向上」なので、
その「興味を持たせて行動させる」という事は、
まさに“コピーライティングで成すべき事”に限りなく近くなるからです。
コピーライティングは文章による説得ですが、
それはただ言葉を表現する形が文章になっているというだけで、
それは口頭で物事を説得する場合も同じことだからです。
自分の好きなものをプレゼンして
興味を持ってもらい行動してもらうという事は、
まさに自分の言葉でその人を説得した事になるわけです。
・どんな話を最初にすれば自分の話に喰いつくのか?
・どんな構成で話を展開すれば飽きられずに話を聞いてもらえるか。
・どんなところをアピールすればその興味は更に高まるか。
・どう話を締めくくればその「興味」は「行動」に変わるか。
これはまさに「コピーライティング」で成すべき事であり、
これを口頭で行うのが「プレゼンテーション」だと思います。
あなたもこのような経験はないでしょうか。
友人や恋人から映画や本の話を聞いて、
その映画や本への興味が湧きあがり、
それを見ずにはいられなくなってしまった事。
すぐに書店やツタヤに走ってその本やDVDをレンタルした事。
おそらく誰にでも一度はあると思います。
これを意図的に行っていく事はまさに
コピーライティングの能力を口頭で鍛えていく事になります。
そのプレゼンを行っていく際、あなたの頭の中は
自分の話に興味を持ってもらう事、
その好きなものに関心を持ってもらう事、
その人にもその良さをわかってもらう事に集中するはずです。
それがまさにそのままコピーライティング力の向上に繋がるわけです。
・どんな話を最初にすれば自分の話に喰いついてくるか。
・どんな構成で話を展開すれば飽きられずに話を聞いてもらえるか。
・どんなところをアピールすればその興味は更に高まるか。
・どう話を締めくくればその「興味」は「行動」に変わるか。
これらを意識してプレゼンしていくことで、
それが自然に出来るようになれば、必然的にあなたのライティング力は
向上していくはずです。
また、言葉を変えるならコピーライティング能力を持っている人は
そういった日常的な会話も非常に上手いという事になると思います。
誰でも何か1つくらいは人にお薦めしたい
自分なりの「好きなもの」があると思いますし
これは家族にも恋人にも簡単に出来るトレーニング方法だと思います。
とにかく本気で相手を「行動」させるつもりでプレゼンしてみる事。
「この前、話した○○、どうだった?」
と聞いて相手がプレゼンした映画や本などを手に取っていれば
あなたのプレゼン力は素晴らしかったという事になり、
そうでなければプレゼンが下手だったという事になります。
そうやってリアルに反応も確かめていけるわけです。
誰でも簡単に出来る事だと思いますので
これも是非、日常的にやっていくようにしてみてください。
それでは、日常生活で出来るコピーライティングの基礎能力向上方法のまとめです
1.日常的に触れる言葉から「反応した言葉のバイブル集」を作る
2.多種多様、様々な人と関わり、常に相手の心を意識する
3.自分の好きなものなどを可能な限りプレゼンしてみる
言うなれば、今の日常の見方や視点を変えて、
より深く物事を考えていくようにしたり
人との会話を「何となく」のものから
相手の感情や興味を意識したものに変えていくという事です。
是非、今日この瞬間からのあなたの日常を
コピーライティング力の向上に切り替えてみて欲しいと思います。
それがあなた自身の多くの夢や目的を達成する事に繋っていくことと信じています。
以上、長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝してます。